ほぼ日刊ホニャプラ連絡帖

紙立体デザインの専門家の制作室

西村書店のペーパークラフト

某工作のお仕事で、人体骨格模型をつくるにあたり とある資料をお借りしたのですが どうもあんまりよくわからなかったので 自分で これだねという資料を取り寄せました

それがこちら 「ボーニー 人体骨格模型」 http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3397 [tmkm-amazon asin='4890135987'][/tmkm-amazon] 高い。

それで中身はこんな感じなのですが

写真二枚目のようなページの構成をみると 面倒なことに面倒を重ねることを厭わぬいい本屋さんだ、と思ったりします

それで設計のほうは...目をそらしたくなるようなもので どっとつかれる感じで (というのは 展開図をみると制作過程がスキャンされますので)

参考になりました

ところで 西村書店さんの製品がもう一つ本棚に眠っていました

それがこちらです 「エッフェル塔の本」 http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3400 [tmkm-amazon asin='4890132163'][/tmkm-amazon] 在庫無し。

袋が古いのは古本屋で入手したからですが たしかまた国立の本屋だったようにおもいます これはひどい、と心のなかでつぶやいて買いました (ひどい、というのは見るとグッタリするという意味で、褒め言葉の一種です)

ひらくとやっぱりアール・ヌーヴォー

設計に七夕飾りの手法を使っているのが面白いです あみ模様は印刷です カットラインに印刷入れたのはなぜでしょう 型屋の腕自慢か、金をかけたか... デザインがボケるからかな しかしそもそも型ずれなんか起きたらあみ模様もずれるから デザイン成り立たないですね それでこれ 型ずれがほぼありません

ウラをみると型屋の腕がいいのがわかります こんなことができる人がいなくなると困るんですが もはや伝統工芸みたいなものかもしれないです 誰かが、いい型屋のこといい型屋だって言わなきゃだめだよと思いますので書きます 西村書店のクラフトの型屋みたいなのは大事にしなきゃダメ〜

パッケージ台紙も使って立てる構造です 組み立て説明図が手描きでわーっとなって目も当てられないです (目も当てられない≒ひどい)

1989年 West Village Co.,Ltd Original artwork  Richard Miller

リチャード・ミラー氏と西村書店はほかにタワーブリッジサグラダファミリアも作っているんですね グラフィックは昔のデザインのほうが好き ボーニーとサグラダファミリアは何だか参考書のデザインみたいでギラギラして 10年も20年も組み立てずそっと取っておこう、みたいな気持ちにはならないです

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ペーパークラフトって組み立てなくたっていいんです きれいなデザインだなとか これがこう組み立てられるのかとか 展開図と組み立て説明と 解説なんかあったら解説や添付物を 眺めてにやにやするっていう楽しみ方もあると思います だからたぶん2つ買うといいんですよ

それでは今日はこのへんで

ごきげんよう